釜山現代美術館と日帝強制動員歴史館/釜山旅行①金海国際空港〜門峴
釜山の観光振興かもめ「Boogi」このあとグッズを買いあさることに…
2025年11月、秋クールと冬クールの狭間で、一瞬仕事が落ち着いた(ような気がした)(気のせいかもしれない)ので連休をからめて、遅めの夏(?)休みとしてお友達と釜山に行ってきました! 例のごとく各々の仕事の日程に合わせ、in/outもバラバラのグループ4人旅。食べて飲んで買い物して、美術館と歴史館と映画館と劇場に行ってと、かなり多ジャンルに縦横無尽に釜山を歩き回り満喫したので、何回かに分けて旅行記を書きます。
▼過去の韓国旅行記としてはソウル編もあるよ
初回となる今回は、金海国際空港に到着から門峴に宿泊した序盤について。いつも通り、画像クリックでリンク飛べます。
釜山現代美術館「AFTER CINEMA」
午後イチの成田便で金海国際空港に着きました。初日にどうしても行きたかったのが、アクセスがあまりよくなさそうだが空港からは近い釜山現代美術館。釜山ビエンナーレのメイン会場にもなっている美術館で、蔦が絡まる外観が印象的。
「AFTER CINEMA」というメディアアートの企画展が開催中でした。ビデオインスタレーション中心の展示だったので、閉館前90分くらいで駆け込むにはやや時間足らずだった……!
ゴダールから始まり、90年代〜10年代のものを中心に日替わりの展示も
ひとつひとつの映像は興味深いものも多かったのですが、「映画以後」というテーマでマルチモニターや時間操作やモンタージュ的な仕掛けのものを中心に展示されると、非常に20世紀的に感じてしまう部分もあり……というか、ビデオアートに対する革命でいうと結局スマホの出現と生配信が身近になったことが最大の影響だよねぇ……という気持ちになってしまい、「映画以後(でもインターネット以前)」ってすごく狭い定義なんじゃ……?と思ったりも。
そんな中で言うと、大シアターで上映されていたJung Yeondoo“Six points”はスマホにはない快楽があっておもしろかったです。ニューヨークの街角をひたすら横スクロールで流していくうちに、韓国やメキシコやロシアなど異なるエスニシティの移民街がそれぞれ現れて……という、現実的であり幻想的でもある不思議な映像体験でした。
日帝強制動員歴史館「裏道に刻まれた名前」
翌日はなんだかんだホテルで仕事したりもしつつ、夕方からは宿泊地・門峴から3駅の大淵から高台を登ったところにある「日帝強制動員歴史館」に行ってきました。以前にBlueskyでフォロイーさんがつぶやいていて知った施設で、絶対行きたいと思っていたのですが、予想はしていても結構喰らいました。